大学に通いながら手に職を
― 美容のWスクールという選択
「大学に入ったけれど、やりたいことが見つからない」。そう感じている在学生に向けた選択肢がWスクールです。大学を続けながら美容の技術を学び、卒業時に「学位」と「技術」の両方を持つ方法を解説します。

1. 結論|大学の4年間で、技術も一緒に身につける
「大学に入ったけれど、やりたいことが見つからない」。そう感じている在学生は少なくありません。
選択肢のひとつがWスクールです。大学に通いながら美容の学校で技術を学ぶことで、卒業時に「学位」と「技術」の両方を持った状態になれます。進路を狭めずに、手に職をつける方法です。
2. Wスクールとは
Wスクールとは、大学に在籍しながら別のスクールにも通う学び方です。美容分野では以前から選ばれてきた形です。
- 大学は卒業する(学位は取る)
- 並行して美容の技術を学ぶ
- 卒業時に進路の選択肢が2つある状態になる
「大学をやめる」という決断をしなくてよいことが、この方法の大きな利点です。ご家族に相談しやすい、という現実的なメリットもあります。
「大学を中退してスクールに入り直す」という選択と比べると、失うものが少ないのがWスクールの特徴です。中退という判断は、合わなかったときに戻る場所がなくなります。一方Wスクールなら、美容の道が合わなければ大学の進路に戻れます。迷いがある段階では、この「引き返せる形」が有効に働きます。
逆に言えば、負担は増えます。学費は二重になり、時間の余裕も減ります。だからこそ「なんとなく両方」ではなく、何のためにWスクールにするのかを最初に決めておくことが続けるうえで大切になります。
3. 大学生がWスクールを選ぶ3つの理由
① 進路を狭めずに準備できる
美容の道に進むかどうかを、技術を身につけてから決められます。合わなければ大学の進路に戻れます。
② 時間があるうちに始められる
社会人になってからより、在学中のほうが時間の自由度は高い。学生の期間は技術の習得に向いています。
③ 就職活動の幅が広がる
美容業界と一般企業の両方を見られます。「なぜこれを学んだか」を語れることは、どの業界でも評価されます。
4. 両立のリアル|時間割の組み方
実際の組み立て方の例です。
- 大学の時間割が決まってから、通学曜日を決める
順番が逆になると調整が難しくなります。履修登録の前に、通える曜日を確認しておきます。 - 空きコマと夕方を活用する
夜間や土日の課程なら、大学の授業と重なりにくくなります。 - 週末はまとめて実技練習に充てる
技術は間隔が空くと戻ります。短くても週に何度か触れることが大切です。
大学の学部によって相性も変わります。実験や実習が多い学部は拘束時間が長くなりがちなので、通える曜日をより慎重に確認しておく必要があります。逆に履修の自由度が高い学部なら、曜日をまとめて空けやすくなります。
就職活動が始まる時期との重なりも、あらかじめ想定しておきたい点です。3年次以降に山が来ることを見込んで、技術の習得は早めに進めておくと余裕が生まれます。
5. 無理なく続けるための注意点
両立で失敗しやすいのは、最初に詰め込みすぎるケースです。
- 1年目は科目数を欲張らない
- アルバイトを含めた総時間で計算する
- 試験期間との重なりを事前に把握しておく
- 学費の負担をご家族と共有しておく
[要確認]自校でWスクールの学生を受け入れているか、在籍実績や配慮できる範囲を確認して記載してください。
6. よくある質問
Q. 大学の勉強と両立できますか?
A. 通学曜日を固定し、無理のない科目数から始めれば現実的です。実際に両立した先輩もいます。
Q. 学費が二重になりませんか?
A. 負担は増えます。奨学金や支援制度の利用可否を含めて、事前に総額で計算しておくことをおすすめします。
Q. 何年生から始めるのがいいですか?
A. 早いほど時間の余裕があります。ただし学年に関わらず始められます。残り年数から逆算して、無理のない科目数を選んでください。
Q. 大学を卒業してからでは遅いですか?
A. 遅くはありません。社会人として学び直す道もあります。ただし在学中のほうが時間の自由度は高い傾向があります。
7. 次の一歩(資料請求・見学)
まずは通える曜日に開講している課程があるかを確認してみてください。個別相談で時間割の相談もできます。