メイクアップアーティスト攻略コラム

「やりたいことが見つからない」お子さまへ
― “好き”を入口に進路が開けた先輩たちの話【保護者の方へ】

監修:Be‑STAFF

お子さまの進路について迷っておられる保護者の方へ。ネイルやメイクといった“好き”が、進路の入口になることがあります。美容の仕事の種類、興味の芽の見つけ方、中学生から参加できるオープンキャンパス、学費やサポート体制までを、やさしく整理しました。

ネイルのレッスン。“好き”から進路が開けることがあります
ネイルのレッスン。“好き”から進路が開けることがあります

1. 「好き」が進路の入口になることがある

進路は、得意なことからでなく「好きなこと」から決まることがあります。美容の世界は、メイク・ネイル・ヘア・エステと入口が複数あり、「これなら興味を持てそう」が見つかりやすい分野です。

「勉強にも部活にも、あまり興味がなさそう」「将来の話をしても、はっきりした答えが返ってこない」——お子さまの進路について、そう感じておられる保護者の方は少なくありません。

お子さまが、コスメの動画を見ていたり、友達の髪を触るのが好きだったり、ネイルに関心を示していたり。そうした様子は、進路と関係のない「遊び」に見えるかもしれません。ただ、美容の仕事に就いた人の多くが、最初のきっかけをそこに挙げます。「好き」は、本人が自分で見つけた数少ない手がかりでもあります。

もちろん、好きだからといって全員が向いているわけではありませんし、進路を保証できるものでもありません。ただ、選択肢を知らないまま進路を狭めてしまうことは避けたい——この記事の目的はそこにあります。

2. 美容の仕事マップ|こんな選択肢があります

作品としてのメイク。美容の仕事には、こんな表現の世界もあります
作品としてのメイク。美容の仕事には、こんな表現の世界もあります

「美容の仕事」と聞いて思い浮かぶものは限られているかもしれませんが、実際には幅があります。

メイクアップアーティスト

サロンやスタジオ、撮影の現場でメイクを担当。色や見た目の変化に関心があるお子さんに向くことがあります。

ブライダルヘアメイク

結婚式の一日に立ち会い、ヘアとメイクを担当。人の節目に関わることに喜びを感じるタイプに。

ビューティーアドバイザー

化粧品ブランドの店頭で接客・提案。人と話すこと、勧めることが好きなお子さんに。

ネイリスト

爪のケアとデザイン。独立開業する人も多い。細かい作業を集中して続けられるタイプに。

共通しているのは、学校の成績とは違うものさしで評価される世界だということです。手先の器用さ、人あたりのよさ、こだわりの強さ。これまで「勉強では測られなかった特性」が、そのまま強みになることがあります。

3. お子さまの“興味の芽”を見つけるヒント

本人に「何がやりたいの」と聞いても答えが出ないことは、めずらしくありません。言葉にできるほど固まっていないだけ、という場合が多いためです。次のような視点で、日常の様子を見てみてください。

  • 時間を忘れて見ている・触っているものは何か
  • 誰かに「ありがとう」と言われて嬉しそうだった場面はあったか
  • 買うものにこだわりがあるジャンルはあるか
  • 友達にしてあげていることはあるか(髪を結ぶ、メイクを教える など)
身近な「好き」が、進路の入口になることがあります
身近な「好き」が、進路の入口になることがあります

ここで大切なのは、見つけたものをすぐ進路の話につなげないことです。「それを仕事にしたら?」と急ぐと、本人は身構えてしまいます。まずは「そういう世界もあるらしいよ」と情報として置いておくくらいが、ちょうどよい距離感です。

4. 中学生から参加できるオープンキャンパスという選択

オープンキャンパスの様子。在校生が実際に見せながら教えてくれます
オープンキャンパスの様子。在校生が実際に見せながら教えてくれます

進路を決める前段階として、「まず見てみる」という選択肢があります。美容専門スクールのオープンキャンパスには、中学生が参加できる回もあります。

いきなり進路を決めるためではなく、「こういう場所があるんだ」と知るために行く——その使い方で構いません。実習の様子を見たり、実際に道具に触れたりする中で、本人の反応が変わることがあります。

保護者の方が同伴されるケースも多くあります。親子で同じものを見ておくと、あとで話がしやすくなるという利点もあります。

[要確認]中学生の参加可否・対象学年・保護者同伴の可否・実施時期は、自校の実際の受入条件に合わせて記載してください。

5. 進路を決めるまでの時間の考え方

「同級生はもう決めているのに」と焦る気持ちが出てくることもあると思います。ただ、進路の決定が早いことと、その後うまくいくことは、必ずしも一致しません。

実際、美容の道に進んだ人の中にも、入学した時点では明確な目標がなかったという人が多くいます。学びながら「自分はこれが好きだ」と気づいていった、という順番です。

いま決まっていないことは、遅れではありません。決めるための材料が、まだ手元にないだけということが多いのです。材料を増やすこと——見学に行く、話を聞く、体験してみる——のほうが、結論を急ぐより先に来ます。

6. 先輩たちの歩み方

Be‑CAREERでは、実際に美容の道に進んだ卒業生のストーリーを掲載しています。ブライダルヘアメイク、サロンやスタジオでのメイク、化粧品ブランドの店頭に立つビューティーアドバイザー、ネイルサロンを開いた方——歩み方はさまざまです。

在校生のみなさん。先輩たちも、ここから技術を身につけていきました
在校生のみなさん。先輩たちも、ここから技術を身につけていきました

それぞれの記事では、どんなきっかけでこの道を選び、学校で何を身につけ、いまどう働いているかが本人の言葉で語られています。お子さまと一緒に読んでいただける内容です。

[差し込み枠:“好き”から進路が定まった卒業生]学校の勉強に強い関心が持てなかった時期を経て、美容の“好き”から進路を見つけた卒業生の実例を配置します。本人(および必要に応じて保護者)の同意を得たうえで取材してください。同意が得られない場合は、この枠は既存ストーリーへの導線に置き換えます。

7. 保護者の方が気になること|学費・サポート・卒業後

学費について

入学金・授業料に加えて、教材費や道具代、通学費がかかります。奨学金や教育ローン、各種支援制度を利用できる場合があります。[要確認:自校の学費と利用可能な制度]

サポート体制について

確認しておきたいのは、入学後に困ったときに相談できる窓口があるかです。学習面だけでなく、生活面や進路の相談に応じる体制があるかを、見学時に聞いてみてください。

卒業後の進路について

「就職率」の数字だけでなく、どんな職種・企業に、どのくらいの人数が進んでいるかを確認すると実態が見えます。卒業生ストーリーは、その具体例としてご覧いただけます。

8. よくある質問

Q. 本人がまだ乗り気ではありません。

A. 無理に決めさせる必要はありません。情報として選択肢を知っておくだけでも意味があります。興味を示したときに動ける準備がある、という状態が理想です。

Q. 手先が器用ではないのですが。

A. 入学の時点で技術がある必要はありません。基礎から学ぶカリキュラムが組まれています。

Q. 男の子でも美容の仕事に就けますか?

A. 就けます。Be‑CAREERの卒業生にも、化粧品ブランドのビューティーアドバイザーとして働く男性がいます。

Q. 中学生のうちから何か準備は必要ですか?

A. 特別な準備は必要ありません。まずは本人が興味を持てるかどうかを見ていただくのがよいと思います。

9. 次の一歩

進路をすぐに決める必要はありません。まずは「こういう学校があるらしい」と知っていただくことから始めていただければと思います。学校の様子を見てみたい場合は、オープンキャンパスの日程をご覧ください。

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